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デューデリジェンス(買収監査)とは

デュー・デリジェンス(due diligence)とは、投資家が投資を行う際やM&Aの場面において、投資対象や対象会社の価値等を適正に評価したり、リスクを洗い出すこと等を目的として、事前に行われる一連の詳細な調査のことをいいます。デュー・デリジェンスをしておくことにより、相手方の状況を事前に把握することができます。そして、M&Aの場面では、そこで判明したことをベースとして、買取価格や買取条件の算定や交渉を行います。デュー・デリジェンスは、調査する項目により、財務や法務、労務、税務に分かれます。主に法務デュー・デリジェンスは弁護士が行うのですが、財務や税務のデュー・デリジェンスは公認会計士・税理士が専門としているところです。

 

公認会計士は、財務に関するデュー・デリジェンスを行います。対象会社の詳細な財務調査を行うことで、事業価値や株式価値の算定を行います。対象会社の価値は一概には測りきれないもので、詳細に調査しなければ適切な価値を把握しなければ予想外に高い買い物になることもあります。また、法務面や財務面のリスクを織り込まずに算定してしまうと、対象会社の瑕疵を見落とし。予想外の損害を被る可能性すらあります。監査業務や会計の専門家である公認会計士のデュー・デリジェンスは、必須のものといえます。

 

税理士は、税務のデュー・デリジェンスとして、組織再編税制の管理を行います。
M&Aを行うとき、資金や株式の移動が発生するため、そこに対して法人税など諸税の課税が生じる可能性があります。もっとも、税制適格要件を充足した場合には、過去の税務上の累積赤字の承継が認められます。税制適格か非適格かの調査を行うことが最も重要な税務デュー・デリジェンスといえます。

 

また、過去の税金申告や税務処理が適切であったかという税務リスクの確認も行います。税務コンプライアンスが果たされているかを確認しないと、M&A後に思わぬ損失を受けることもあるからです。

 

M&Aは会社の運命を左右する重大なものです、適切なデュー・デリジェンスを行うことは、M&Aをより良い方向に進めていく上で大変重要です。そして、デュー・デリジェンス項目には様々なものがありますが、それぞれの専門家に依頼して豊富な経験やノウハウのもとに進めていくことが安心といえるでしょう。

 

高橋公認会計士・税理士事務所は、中央区、港区、文京区、豊島区を中心として、東京、埼玉、千葉、神奈川、その他の地域の皆様からの、M&Aに関するご相談を承っております。大手コンサルティングファームや事業会社等で主に再生業務(M&Aや管理部門の立て直し等)を10年以上経験した公認会計士・税理士が、皆様のお悩みに真摯に応えます。初回相談無料、初回電話相談無料ですので、お気軽にご相談ください。

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資格者紹介

高橋 慶親先生

高橋 慶親Yoshichika Takahashi

先を見据えた相続税対策で、「いま何をすべきか」を適切にアドバイスをいたします。
明るい未来のために、まずは当事務所へご相談ください。

所属等
  • 日本公認会計士協会 (18738)
  • 東京税理士会(137152)
  • 基礎クラス+α会社法(2010年11月、法律文化社、共著)
経歴
  • 昭和52年5月:三重県亀山市生まれ、滋賀県大津市育ち
  • 平成8年3月:私立洛星高等学校 卒業
  • 平成12年10月:公認会計士第2次試験 合格
  • 平成13年3月:立命館大学法学部法学科 卒業
  • 平成16年3月:公認会計士第3次試験 合格
  • 平成16年4月:公認会計士登録(日本公認会計士協会第18738号)
  • 平成28年1月:高橋公認会計士・税理士事務所を開設
  • 平成29年12月:税理士登録(日本税理士会連合会第137152号)
  • 公認会計士第2次試験を大学在学中に合格。合格と同時に大手監査法人に入所し、5年間の監査経験を積む。その後、BIG4系コンサルティングファームや事業会社等を渡り歩き、主に再生業務(M&Aや管理部門の立て直し等)を10年以上経験。

Office Overview

事務所概要

名称 高橋公認会計士・税理士事務所
資格者氏名 高橋 慶親(たかはし よしちか)
所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座1-28-11-1403
連絡先 TEL:03-4500-5189/FAX:03-6740-8354
対応時間 平日10:00~17:00
定休日 土・日・祝
アクセス 東京メトロ有楽町線 新富町駅から徒歩3分
報酬について 弊所の報酬は、各案件ごとにリスクと手間を勘案したオーダーメイドで設定します。
一方で、弊所は、オーバーヘッドコスト(間接費)を可能な限りかけない事務所運営を行っておりますので、他よりも割安でお引き受けすることが可能です。
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